- チャーリー
ペット可マンションが少ないワケ
日本に集合住宅が登場したのは昭和30年頃からです。
当初の集合住宅である団地では、ペットの飼育が規制されていたわけでは ありませんでした。
しかし、当時の飼い主のマナーが悪く様々なトラブルが発生したため、 ペット飼育を禁じるようになってしまったのです。
当時の日本人の大半は、田舎の一軒家住まいで犬は外につないで飼うもの、 猫はあたりをうろうろ歩き回るものという感覚でした。
ペットを飼う知識はもちろん、集合住宅に住む知識すらなかったという 時代背景が大きく考えられます。
あれから60年以上も経った現在、時代は流れ『人間とペットの関係』は 大きく変化しました。
近年では、犬猫等のペットはどのような考えを持ち行動するのかを研究する 『動物行動学』が非常に発展しています。
にもかかわらず、ペットの飼育を禁じる規約が今日まで受け継がれており、 まだまだペット可物件が少ないのが現状です。
今後、私たち飼い主は、飼育マナーやしつけ知識を向上していき、 ペット可物件が少しでも多くなるよう努力が必要です。
