- チャーリー
室内にペットの『遊びスペース』は必要なのか?
以前、「ペットを室内で飼育する場合、ペットの遊び場は必要ですか?」と質問されたことがあります。
ペットにとって室内は、安心して居られる場所です。 巣穴のような存在であるため、走りまわれるほどのスペースは必要ありませんが、少し遊べるスペースがあると理想的です。
では「少しの遊べるスペース」とは、どのように用意すればよいか?
犬の遊びには、頭脳を使う遊びがおすすめです。 頭をいっぱい使うと心地よい疲労感がありゆっくり休むことができます。
コングのように、自分で上手に動かし工夫することで、中からおやつが出てくるものや、音がするものなどが「頭を使う玩具」です。
これらはサークルの中で一人でも遊べます。 また、飼い主と一緒に遊ぶ場合は、少し余裕のあるスペース(小型犬なら2~3畳程度)があると楽しく遊ぶことができます。
猫の遊びには、上下運動を活かした遊びがおすすめです。 猫は犬と違い、三次元で空間を活用する動物のため、家具の配置を変えるなど室内の上下差を作り、平面だけでなく立体的な空間を作ることがポイントです。
完全室内飼育する場合は、十分な運動スペースを作り、家の中で楽しく遊べて運動ができる工夫が大切です。
猫は、垂直に上ることは出来ますが、降りるのは苦手です。 あまり高い場所への誘導は落下事故の危険性があるため注意が必要です。
